
8月の末に2021年7月の有効求人倍率が各媒体より発表されていました。
全国的には7月の有効求人倍率は、前の月から0.02ポイント増え、1.15倍。
出典:下野新聞社SOONより
栃木県の有効求人倍率は、前の月と同じ水準の1.09倍。これは4カ月連続で1倍超とのことですが、全国平均よりも低い数値となっています。
全国平均も2か月連続で前の月を上回っているようですが、厚生労働省は「依然として、コロナの影響で厳しい状況が続いている」とのこと。
新規の求人は、新型コロナの影響で採用に慎重だった2020年からの反動で建設、製造、卸売・小売業などで増えているようです。
一方で、GoToトラベルキャンペーンなどを見越して短期求人を増やしていた宿泊・飲食サービス、生活関連サービス・娯楽業で減少気味。
しかし、7月までの推移は大きく見られませんでしたが、8月は栃木県も緊急事態措置区域に追加されたため、休業する店舗が目立ってきており、この状況から、コロナ感染の状況が落ち着くまで様子を見るなど、離職者や求職者の動きが顕著に表れる可能性もあります。
9月以降は慎重に動向をチェックしていきたいところですね。