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2017.08.06

太田市・県内トップクラスの人気と規模を誇る大きなまち

太田市・太田薮塚




【まちの概要】市内の移動はラクラク!交通アクセスのよさが魅力。富士重工業の拠点も

 

群馬県の東部、「鶴舞う形の群馬県」の形でいえば鶴の首あたりの部分に位置する太田市。太田市の土地の大きさだけでいえば中堅クラスに該当するのですが、群馬県の賑わいを見せるまちといえば高崎・前橋・伊勢崎に並ぶ「大きなまち」として知られています。2010年(平成22年)の国勢調査の結果による太田市の人口は約21万6千人で、これは群馬県内第3位を誇ります。このことからも、太田市は人が集まる市であることがわかります。

 

市内中心よりやや東寄りにある太田駅を交差する中心部として、東武小泉線と東武伊勢崎線が市内をクロスするように走っています。市内を走る主な国道は国道50号、122号、354号、407号、さらに北関東自動車道も市内を横断しています。北関東自動車道は2011年(平成23年)3月に全面開通した群馬県と茨城県をつなぐ重要な役割を果たしています。そして、太田市にはこの北関東自動車道のインターチェンジが2ヶ所(「太田薮塚インターチェンジ」「太田桐生インターチェンジ」)存在します。これらにより、市内の移動はさることながら北関東間の移動も大変便利であることが太田市の魅力のひとつでもあります。

 

気候は、年間平均気温が14~15℃と比較的温暖で過ごしやすいのですが、夏と冬・昼と夜の温度差が激しいです。夏の暑さと冬の寒さが特徴的で、夏は暑く雷がよく観測され、冬は北西からの冷たい季節風「からっ風」が吹きおろします。
群馬は女性がたくましいことでも有名な地域です。太田市ももちろん例外ではなく、女性の活躍シーンが多く存在します。

 

太田市には、自動車ブランド「スバル」で知られる富士重工業の自動車製造拠点があります。太田市の発展を支えてきたスバルの努力に表敬し、2001年(平成13年)に工場地域部分のみ町名を「東本町」から「スバル町」に改めました。市内は他地域と比較してスバル車の所有率が高く、またスバル車に特化した部品を取り扱う店や修理等を請け負う店も多く存在します。
 

【まちの歴史】石器時代から続く太田のまち。日光へ続く「日光例幣使道」は今も残る

 

太田市は、いわゆる「平成の大合併」の時期・2005年(平成17年)3月に、尾島町・新田町・薮塚本町と合併して生まれました。現在のかたちとしての太田市は新しいものですが、その歴史は旧石器時代まで遡ります。

 

太田市内ではナウマンゾウの歯の化石が見つかっていますし、さらには槍先形尖頭器やナイフ形の石器といった狩猟道具も出土しています。加えて、当時のものと思われるキャンプ場の跡も発見されており、たいへん古くから人々がこの地で生活していたことがわかります。

 

なお大谷には栃木県にある日光東照宮に続く道がく「日光例幣使道」が古来から存在しています。これは徳川家康を祭るものとして1617年(元和3年)に造営されました。そして、毎年家康の命日・4月17日には幣帛(へいはく…供物)を捧げるために京都から「日光例幣使」が派遣されるようになります。その際に日光例幣使が通った道として現在まで伝えられています。また、太田市は宿場町「太田宿」として発展を遂げた歴史があり、古くより人の往来でにぎわったまちであることも有名です。 
 

【移住ポイント】細部にまでこだわった市創生計画で生活しやすいまちを目指す

 

太田市では「太陽光発電システム導入報奨金」の制度を活用しています。これは、太田市内に発電出力2kw以上の太陽光発電システムを設置したうえで電力会社と受給契約を締結した場合に支給されるものです。支給金額は3万円から最大50万円まで。地球に優しいシステムとして取り入れる家庭が年々増えていますが、設置時はそれなりの費用がかかってしまうもの。それでも、最大で50万円もの支給があるのであれば、地球のみならずお財布にも優しいシステムといえます。こういった施策を積極的に進めていることで、太田市が環境対策にも市民生活にも貢献していることがわかります。


 

【ファミリー移住】子沢山世帯でも経済的に安心して子育てができる環境が整備

 

太田市は、経済的に不安を抱くことなく妊娠・出産・育児ができる事業として「第3子以降子育て支援事業」を行っています。これは(1)出産祝い金(2)保育園・幼稚園保育料免除(3)学校給食費助成 の3本柱で形成されています。


太田市に1年以上在住していれば、(1)第3子以降を出産した際に10万円の支給(2)保育料を免除または助成(3)給食費を免除または助成 といった事業です。また、基本的にこういった事業は所得制限を設けている場合が多いのですが、太田市のこの事業には所得制限はありません。つまり、所得収入が多くてもこれらの支援は受けられるので、条件さえクリアしていれば誰でも受けられる親切な支援なのです。

 

また、第1子から対象となる小児医療費の助成もあります。0歳から中学校卒業までの期間の医療費を公費で負担してくれますので、病気やケガをしやすいお子さんも安心して病院にかかることができます。
 

【シングル移住】大きなまちでありながら家賃は安価、娯楽スポットも多い移住環境

 

太田市の家賃相場は、ワンルーム~1LDKで4.00万円~5.22万円です。県内でもトップクラスを誇る人気エリアでありながら、家賃は安価であることが魅力です。部屋の広さを~3DKまで広げても~5.73万円ですから、家賃を抑えてミニマムに暮らすことも、広々とした部屋でゆったり暮らすことも可能。夢の「趣味専用の部屋」を持つことも実現できるかもしれません。

 

生活においては、マイカー所有が基本となります。鉄道もありますが、通勤や買い物等を考えた場合でもやはり車は自己所有しておいたほうが便利です。なお、賃貸物件にはほとんど駐車場が同一敷地内にあるか、近隣に用意されています。

 

市内は、病院や銀行・郵便局、スーパー・コンビニといった日常生活を送るために必要なものはほぼ揃っています。大きなまち・高崎、伊勢崎、前橋へ出かけるのも苦にならない距離ですし、山間部方面へ足を伸ばせば自然が楽しめる環境にも恵まれています。


 

【おしごと】都心部と変わらない求人で違和感なく就労可能。創業支援も手厚い

 

太田市は規模の大きなまちですので、職探しについても業種・職種ともに非常にさまざまなものがあります。地域に特化している業種・職種からの募集が多いというよりは、一般的な職種が多く、都会とさほど変わらないと考えて問題ありません。職探しで困ることはまずないでしょう。

 

太田市商工会議所では、2014年(平成26年)秋季に創業セミナーを、2015年(平成27年)秋季には創業セミナーと創業スクールを行った実績があります。セミナーでは創業のためのノウハウや相談会、創業スクールでは基本から応用までを懇切丁寧に教えてもらえるカリキュラムです。今後もこういった支援を積極的に行っていく体制が整えられていますので、太田市で創業を検討している場合には心強いサポートを受けることができるでしょう。