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2017.08.09

古河市・移住支援も起業支援も抜群!花があふれるまち


古河市・桃源郷

 

【まちの概要】北関東方面さまざまな県に程近いユニークな位置にある古河市

 

茨城県の最西端に位置する古河市は、関東平野を全体から見たほぼ中央に存在します。西側が埼玉県、北側は栃木県、またその形状から群馬県・千葉県とも程近く、北関東各地と隣接しているようなユニークな位置にあります。市内は高速道路こそ走っていないものの、国道125号や国道4号、鉄道では東北本線の古河駅が所在しており、位置的にも交通の便的にも比較的便利な場所にあります。

 

2016年(平成28年)3月1日時点での人口は約144千人。過去10年を遡ると、人口はわずかに減少している反面世帯数は増加を続けています。

 

古河市の平均気温は約15℃ですが、最高気温は約37℃、最低気温は約-5℃と夏の暑さも冬の寒さもやや厳しいといえるでしょう。これは、夏と冬の厳しい気温差の中でも忍耐強く生きてきた歴史をもつ古河市の優しい人柄にも現れていると言えるでしょう。なお、北関東によくみられる冬季の乾いた北風はあまり観測されないようです。

 

古河市は、ロックウール栽培という方法によって生産されているバラの花が有名です。見た目にも美しいローテローゼという品種のバラを中心に、40~50品種にもなるバラの花を年間約120万本生産しています。このバラの生産については茨城県の「銘柄産地指定制度」に指定されており、安定した大量生産と高い生産技術を誇っています。

【まちの歴史】万葉集にさえ掲載されているほどの古い歴史を持つ古河市

 

古河市が現在のかたちになったのは2005年(平成17年)9月のことです。当時の古河市と、総和町・三和町が合併して現在の古河市が生まれました。新・古河市としての歴史はまだまだ新しいものの、古河市の名は万葉集に出てくるほど古くに遡ります。

 

現在も残る文化財の中でも有名なのは、国指定文化財とされている「旧飛田家住宅」です。県下最古の曲屋(まがりや)形式とされているこの建造手法は18世紀前半の建立と考えられており、現・常陸大宮市から古河総合公園内の民家園に移築されてきて以来、地元の歴史を語るには欠かせない文化財として地元の人々に大切にされています。

【移住ポイント】古河市に転入・住宅取得で最大100万円の奨励金!

 

古河市の移住・定住促進対策として重きを置いているのは、若者への待遇・処遇です。「若者が増えることで経済が安定し、経済が安定すれば安心して老いることができる」という理念のもとに、若者に選ばれるまちづくりに力を入れています。主に教育の充実と手厚い子育て支援に着目し、住みよいまち・古河を目指して日々努力が続けられています。

 

また、古河市へ転入したうえで住宅を取得した場合、最大100万円の奨励金を交付する事業を行っています。具体的には「転入者住宅取得奨励金40万円」「市内業者施工奨励金10万円」「保留地取得奨励金40万円」。すべてに該当すれば100万円が交付されますので、積極的に古河市への移住を検討するプラスの材料になるのではないでしょうか。

【ファミリー移住】妊産婦・子どもの健康を守るための支援が充実

 

古河市では、所得額に応じて「妊産婦マル古」「妊産婦マル福」という制度を設けています。これは、妊娠の継続・安全な出産のために治療すべき疫病・負傷に対して保険診療となる診療費や薬代が助成・支給されるものです。これにより、金銭面の不安を抱えることなく安心して妊娠・出産に臨む生活を送ることができます。

 

また、出産お祝い金支給事業として、こども1人出産するごとに2万円を現金で支給しています。

 

さらに、こちらも所得額に応じて子どもを対象とした「子どもマル古」「子どもマル福」という医療費助成・支給制度を行っています。マル古は20歳まで、マル福は中学3年生までと長期にわたり対象になっていることもファミリー世帯にとっては魅力の制度です。

【シングル移住】安価で広々物件の賃借が可能!市内は自然~スポーツまで施設が整う

 

古河市の家賃相場は、ワンルーム~2DKで4.24万円~5.15万円です。部屋の広さを3DKまで広げても~6万円台と、低価格で賃貸物件を借りることができます。マイカーでの生活が主になるので、どの物件もおおむね駐車場完備か近隣に駐車場を用意しています。市内の移動がメインで駅前周辺に住む場合であれば不要かもしれませんが、やはりマイカーがあるとさらに便利に生活を送ることができます。

 

古河総合公園で毎年行われる古河桃まつりは、5種からなる桃林が見事な祭りとして地元で愛されています。市内事業者の出店や郷土物産品などの販売があったりと、地元の自然を大いに楽しむことができるイベントです。

 

他、スポーツ交流センターや引き馬が楽しめるネーブルパーク、パブリックゴルフ場なども充実しています。市内で自然からスポーツまで存分に楽しむことができる魅力が古河市にはあります。

【おしごと】地域に根付いた職種が魅力的。起業支援も積極的

 

一般的な職種はおおむね募集されています。ハーブ苗や花苗・野菜苗の生産業や、前述の市内施設の運営管理などの仕事もありますので、地元に息づいた仕事に就きたい場合はこういった職種を選ぶと、まちの新たな顔を知ることができるでしょう。

 

古河市での起業を考えている場合は、古河商工会議所にて相談を受け付ける「よろず相談会」を開催していることがあります。時期が決められているので、希望する場合は古河商工会議所に問い合わせてみてください。

 

商工政策課が行っている「商店街空き店舗等対策事業」は、指定区域内の空き店舗に出店する場合に改造費用および家賃の一部を補助する事業です。こういった支援を利用して起業するのもひとつの方法です。