こんにちは。シューキャク・マン株式会社 千代川です。
●目次
1.昨今の売り手市場をどう見るか
2.陥りやすい採用の負のスパイラル
3.人材獲得で勝ち組の企業になるには
4.まとめ
●1. 昨今の売り手市場をどう見るか
近年、人手が足りないという声をよく聞きます。
経営者の方の中には就職氷河期といわれる時代を生き抜いてこられた方も多くいるかとは思います。2000年前後の求人募集を思い出してみてください。どんな求人媒体であろうが、募集をかければ多くの手が挙がったのではないでしょうか。
しかし、2019年現在、同じような状況でしょうか?当時と同様の求人内容で募集をかけたとき、同じ数だけ手が挙がるのでしょうか。
答えは皆分かっているとは思います。令和元年の採用担当者は頭を抱えている方が多いのです。手を握りたいにも関わらず、手が挙がってこないのです。なぜなら、ご存知の通り超売り手市場であるからです。
現在、求職者ひとり当たりの有効求人倍率は1.6倍と言われています。職種によっては6倍ともなる求人もあるのが現状です。
この超売り手市場での人材の獲得・確保、成功するか失敗するかで数年後の企業の在り方に大きく影響してきます。そういったフェーズにいることを意識し、行動に移すためには超売り手市場と向き合う必要があります。
●2.陥りやすい採用の負のスパイラル
多くの中小企業では、継続的に採用活動を行えていないのでしょうか。
弊社はもともとWeb集客の会社でしたが、近年では集客といっても働く側の集客をして欲しいという相談を受けるようになりました。相談内でよく聞く言葉がございます。
・求人を出しても募集が全く来ない
・人が辞めてしまう
なぜでしょうか?
こういった企業はもしかしたら既に悪循環(負のスパイラル)に陥っているかもしれません。
上述の通り、現在は売り手市場です。働きたい人に、多くの企業がOKを出します。働きたい人が手を挙げたときに求人を出せていないと、当たり前ですが募集は来ません。
また、働き手がいないときに求人を出しているので、やっときた応募に即採用を出しているのではないでしょうか。そして、やっと採用した人材はミスマッチですぐ退職していっていないでしょうか。
こうした悪循環に陥ると、長い目で見ると莫大な採用コストがかかっていることが多いです。長期的に勝ち続ける、勝ち組の企業になるためのノウハウをお伝えします。
●3.人材獲得で勝ち組の企業になるには
悪循環から抜け出す、もしくはそもそも悪循環に陥らないためにはどうするのがよいのでしょうか。
悪循環から好循環へと転換するヒントは、そもそもの悪循環へと陥ってしまう原因にあります。
・求人を出しても募集が全く来ないならば
求職者が手を挙げたとき、応募をかけている状態にしておく
また、求職者が募集する要因を用意しておく
・人がすぐ辞めてしまうならば
厳選して採用する:人材が足りているときに厳選した採用活動を行う
売り手市場であることを受け入れ、常に求人を出す。辞められることに対策を打つ
常に求人を出し続け、採用をし続ける。これをすることで好循環へと向かうことが出来ます。
では、常に求人を出すことは可能なのでしょうか。一般的な求人媒体ですと、2週間で7万円程度の広告掲載料が発生します。1年間求人を出し続けるとなると、単純計算で年間170万円ほどかかってしまいます。これではあまり現実的ではありません。
現実的な費用で継続的に採用活動を行う。そのためには自社で求人サイトを持つことが必要不可欠となってきています。それも、スマホ対応のサイトです。自社でスマホ対応のサイトを持つことのハードルはそこまで高くなく、また、継続的に求人募集した際の年間の費用も、一般的な求人媒体と比較して10%以下に抑えることが出来ます(当社比)。
●4.まとめ
売り手市場での採用の在り方は、数年後の企業の在り方を表します。
常に求人を出し続け、いい人材を獲得することが令和時代でスタートダッシュをするためには必須となっています。
人材獲得で勝つ企業の好循環へと入れるよう、今のうちから準備を始めませんか?
シューキャク・マン株式会社
Webディレクターアシスタント
千代川 浩将