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2017.08.09

取手市・都会へアクセス抜群!水に囲まれた自然豊かなまち


取手市・間宮林蔵の銅像

 

【まちの概要】東京・成田・つくばの三角形の中心に位置する、交通アクセス優良なまち

 

茨城県の南部に位置する取手市。南側は千葉県柏市と我孫子市に隣接しています。都心からは40km圏内にあります。取手市は、東京・成田・つくばを結ぶ三角形のほぼ中央にあることから、アクセスのよさがわかります。また、市内を走る主要道路は国道6号線と国道294号線。鉄道はJR常磐線と、その取手駅から分岐して関東鉄道常総線が走っています。国道・鉄道ともに市内をY字に走っており、市内の移動も非常に便利になっています。

 

2016年(平成28年)3月1日時点での人口は約10万8千人。ここ数年の人口推移は微増と微減を繰り返しながらもほぼ横ばいです。

 

海に隣接する茨城県ですが、取手市については内陸性の気候を示しています。夏は猛暑日を記録しやすく、冬は北からの乾いた冷たい風が吹きつけます。夏の暑さと冬の冷たい風が特徴的な気候の中で古くから生活を送ってきた取手市は、忍耐強く多少のことでは動じない強かさを兼ね備えているともいえるでしょう。

 

取手市はアートのまちとして知られています。さまざまなジャンルのアートが市内各所にみられるのですが、中でも「壁画によるまちづくり実行委員会」による作品が有名です。東京藝術大学・市民・行政によって2005年(平成17年)に立ち上げられました。鉄道擁壁や団地の外壁、バイパス高架下など、現在は12点におよぶ壁画が存在しています。そして、これは落書きや貼り紙を防止する役割も果たしており、環境改善や防犯にも一役買ってくれています。

 

【まちの歴史】ふたつの川を分離した歴史の岡堰茨城100選、近くに間宮林蔵の像

「取手」の名称は、戦国時代に大鹿太郎左衛門の砦があったことから名付けられたとされています。市内には貝塚などの縄文時代の遺跡をはじめ、旧石器時代から奈良・平安時代にかけての遺跡が非常に数多く発見されています。これにより、この取手では非常に古くから人々が生活を送っていたことがわかります。

 

近年の出来事としては、2005年(平成17年)に旧取手市と旧藤代町と合併して現在の取手市が誕生しました。

取手市の歴史のひとつを垣間見えるスポットに「岡堰茨城100選」があります。レンガ造りの建物が入ってきた明治中期、景勝地で有名となった川沿いの「岡堰」と言うスポットがありました。赤松資次郎画伯が書いた絵の元となった場所であり同名で呼ばれています。

 

そして江戸幕府が成立した後の1624年~1644年(寛永年間)、洪水の防止を目的として鬼怒川と小貝川を分離する事業がおこなわれました。たいへんな困難を極めたこの工事の指揮を行っていたのが、やはりこの茨城に生まれ育った間宮林蔵であったといわれています。今でも残るその昔の岡堰の近くで、間宮林蔵の銅像がその景色を見守っています。


【移住ポイント】向かうべき方向性を明確にしている総合戦略で移住先に選ばれるまちづくり
 

取手市は「取手市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。3つの重点的視点を設け、住みよいまちづくりを進めているところです。
 

(1)出生数の向上

(2)子供のいる世帯等の転入促進・転出抑制

(3)まち・ひと・しごとの総合的活力向上


この3つを最も重きを置くべき視点としています。そしてこれらを実現するために「結婚や子育ての希望をかなえる」「市の特性を生かした施策展開」「地域コミュニティ・経済活性化による活力の想像」などを掲げています。これらを実現することで、移住先として選ばれるまち・定住したいと思われるまちを目指しているところです。

 

この総合戦略によって向かうべきまちづくりの方向性と着地点となる地盤がしっかりとしているので、これから先の移住先として期待できる市になってくれるかもしれません。ほか住居に対しては耐震補強補助金や木造のものには診断の補助の補助なども提供しています。


【ファミリー移住】妊婦さん・ママさんへの細やかな配慮が揃った支援
 

取手市では、妊娠期の女性や子育て中のママさんが安心して妊娠・出産・育児ができるように、さまざまな支援を行っています。中でも特徴的なのは「とりでスマイルメール」。妊娠中~こどもが3歳の誕生日を迎えるまで、その時の妊娠集数やこどもの月齢・年齢に応じた育児情報をメールにて送信するサービスです。内容は、子育てに関するものだけではなく母親のメンタルヘルスに関する情報や、この時期に行うべき手続き等の情報も含まれており、なにかと不安を抱きやすい妊娠期間や多忙な子育て期間をしっかりサポートしてくれます。

 

また、「レディースデイ検診」も痒いところに手が届く細やかさが注目です。こちらは妊娠期やこどもの有無は関係ありませんが、20歳~39歳の女性が受けるべき子宮がん検診・乳がん検診・循環器検診が同時に受けられ、しかも託児がついているのです。

 

仕事や子育てで自分の身体を顧みる時間がない世代に向けた、自分の身体や健康と向き合うことのできる貴重な時間として重宝されています。


【シングル移住】大きなまちへのアクセス良好さが魅力、広大な運動公園も魅力
 

取手市の家賃相場は、ワンルーム~2DKで3.90万円~5.70万円です。前述の通り、大きな街へのアクセスが良好でありながらこの価格で賃貸物件が借りられるのはメリットですね。部屋の広さを2LDK~3LDKまで広げても、4.22万円~6.22万円と非常に安価。家賃を抑えてシングルサイズの賃貸物件に住むもよし、広めの部屋でゆったり暮らすのもよしです。

 

主要道路が国道ですから、マイカーは所有しておいたほうがよいでしょう。基本的に車社会なので、部屋を借りれば駐車場はたいがい同敷地内にあるか、もしくは近隣に用意されていることがほとんどです。

 

市内にはゴルフ場のほか、スポーツセンターや運動公園が整備されています。市内は小貝川や利根川も流れており、休日は身体を動かすことも、自然の中でのんびり過ごすことも可能。都心部へも出やすいので、メリハリのある暮らしが実現できそうな環境です。


【おしごと】職種・業種を問わず一定の求人あり。空き店舗を活用した補助金制度も
 

決して大きなまちではありませんが、仕事に関してはさまざまな職種・業種から豊富に募集がなされています。仕事探しで心配することはさほどないでしょう。地域柄、ゴルフ場の運営管理などの仕事が散見されます。

 

また、取手市役所産業振興課では、「空き店舗活用補助金制度」を用意しています。これは、市内の空き店舗を利用して出店する人に向けての補助金制度です。店舗の改装費の一部補助、または家賃の一部を1年間にわたり補助します。市内の空き店舗を利用することでまちの活性化を目指し、また地域経済の発展も視野に入れているために一定の基準があります。しかし、取手市にて起業を検討している人にはうってつけの事業ですから、ぜひ問い合わせてみてください。