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2017.08.08

さくら市・大きな街の近くで自然と共に暮らせる贅沢な街


お丸山公園

 

【まちの概要】古くから続く交通の便のよさが魅力。さくらに留まらず、四季を感じられるのどかな街

 

栃木県の中心部よりやや北東寄り、宇都宮市と隣り合う市・さくら市は、2015年(平成27年)現在の人口が約4万5千人ですが、人口密度は1平方キロメートルあたり358.02人。決して面積の大きな市ではありませんが、南北に国道4号(奥州街道)と東北自動車道およびJR東北本線、東西に国道293号が走っており、交通は整備されています。


 

市街地としての役割を担っているのはさくら市南西部に位置するJR東北本線の氏家駅で、東北本線とさほど離れずやや並ぶように走っている国道4号(奥州街道)周辺は拓けています。


 

平均気温を見ると、夏の最高気温は35℃を越えるような日が続く反面、冬になると最低気温が-5℃を下回ることもあり、夏の暑さと冬の寒さの差が特徴的といえそうです。氏家駅より1キロメートルほど南部には落雷防止の信仰として「雷神社」があります。そのことからも北関東特有の夏の季節の雷がさくら市でも多く観測されていることがわかります。


 

小さな市でありながら市内を流れる川は9本、市内にある温浴施設は公共・私営あわせて8箇所。古くより「水」と近い位置で生活を送ってきたことがわかります。夏の暑さと雷、冬の厳しい寒さ、そして「水」とともに生きてきた歴史を考えると、さくら市に生きる人々の忍耐強さと大らかさをあわせ持つ人柄が想像できます。



 

【まちの歴史】城下町と宿場町、ふたつの顔を持つ水とともに生きてきた歴史

 

まず、さくら市は旧喜連川(きつれがわ)町と旧氏家町が2005年(平成17年)、いわゆる平成の大合併の時期に合併して生まれた市です。市内には桜の名所が数多くあることからこの「さくら市」という名称が誕生しました。


 

旧喜連川町側にある「お丸山公園」は、喜連川城の城址が公園になったものです。この喜連川城が存在したことで、旧喜連川町は城下町、さらに国道4号(奥州街道)が走っていることから宿場町としても栄え、人の往来がある地域でした。


旧氏家町もこの環境を受け、宿場町として賑わいを見せていたといいます。ほか、豊かな水を利用した稲作を中心に今も引き継がれています。


水とゆかりのあるさくら市ですから、その水とともに生きる術を古くから兼ね備えていました。特に「つきぬき井戸」は特徴的で、別名「自噴井(じふんせい)」といいます。その名の通り自然に水が噴出しています。明治以降に作られたものが主なもので、現在も水が湧き出ています。


 

【移住ポイント】住みよさトップクラス。金額と施策でわかる住まいの借りやすさとマイホーム購入支援

 

2014年(平成26年)、住みよさランキングが栃木圏内第3位、2012年(平成24年)には第1位を獲得するなど、栃木県内でも移住・定住の地として注目されているさくら市。最大のメリットは、隣接するのが県庁所在地である宇都宮市であることです。大きな市へのアクセスのしやすさが保たれており、生活の利便性がとても良く、それでいて自然が豊かな生活を送ることができる点です。


 

実際、宇都宮市の2LDK~3LDKの家賃相場が6.15万円~7.12万円なのに対し、さくら市の同規模家賃相場は5.18~5.19万円。その差1万円以上ともなれば、さくら市の部屋の探しやすさが金額になって明示されているも同然です。現実、さくら市に住まいを置き、宇都宮市に勤務しているというケースが多いようですから、生活の利便性を保ちながら環境のよいところで暮らしたい希望を叶えてくれる地として知られています。


 

なお、「上阿久津台地土地区画整理事業」を行っており、市が分譲する宅地を購入すると費用支援として10万円の交付があります。地盤強化のための助成制度などの施策も行っています。


【ファミリー移住】親目線だけではなく、子供の視点からも暮らしやすさを考える

 

さくら市の子育てのしやすさは、子育てする親だけでなく育ちゆくこどもの目線からも考えられています。


 

3年連続で待機児童はゼロ、こどもの医療費は18歳まで無料。特に、子供の医療費無料は長くても15歳までと設定している自治体が多い中、さらに3年長い18歳まで無料であることは非常に魅力的でしょう。


 

夏は暑く冬は寒いさくら市ですから、こどもの暑さ・寒さによる集中力の低下を防ぐために2015年(平成27年)度に市内全小学校にエアコンを完備。2016年(平成28年)度には中学校も完備させ、こどもたちが快適に集中して勉学に励めるような工夫を積極的に行っています。


 

氏家駅周辺はスーパーなども並んでいますので、生活を送るには不自由しません。ただ、古くより道路が整備されている地域ですから、世帯ごとにマイカーを持って生活することをおすすめします。

 

【シングル移住】広い部屋も安価に借りられる。自然の中でのんびり暮らせる環境のよさも魅力

 

さくら市の1K~1LDKの平均家賃は4.09万円~4.91万円。5万円に届かずに部屋を借りることができるのは魅力的です。これを、部屋の広さを3DK程度に広げても~5.19万円と、5万5千円にも届きません。家賃を節約することもできますし、広い部屋を希望してもかなり安価に賃貸物件を探せますから、さくら市の住まいで困ることはないでしょう。


 

さくら市には、その名のとおり桜のスポットが数多く存在します。中でも、先の通り喜連川城跡につくられたお丸山公園には、四方がガラス張りになった「喜連川スカイタワー」があり、360度の絶景を楽しむことができます。もちろん桜も楽しめますから、散歩するのにもよし、カメラを持って写真撮影にいそしむのもよさそうです。


 

氏家駅周辺や大きな道路が走っているところにはコンビニやスーパーなどがありますが、マイカーがあると便利です。そのほうが、隣の大きな市・宇都宮市にも出やすいです。

 

【おしごと】一般職ほか、家畜管理や山間地域を持つ地域によく見られる職種が豊富

 

さくら市で働ける職種としては、事務、販売員など、一般的な仕事は数多くあります。しかし有名企業の大きな工場も数多く、製品の検査や品質保証業務の募集が目立ちます。地方の広域な地域ならでは介護職の需要も多く存在しています。


 

そして地方の特色を垣間見えるお仕事も、情報を探す際の魅力の一つ。家畜管理や山間地域を持つ地域に多いゴルフ場管理などがあります。自然と共に生きてきたさくら市ですから、この地ならではの職種についてみるとさらに市のことを深く知ることができるきっかけになるかもしれません。