新着情報

2017.08.08

野木町・小さな町に浮かぶ数々の熱気球!スカイスポーツの町

野木町
画像引用元:トリップアドバイザー│空には沢山の熱気球が
 

【まちの概要】小さな町に息づく豊かな自然。熱気球フライトも楽しめるスカイスポーツの町



北関東の中心に位置する栃木県の中でも最南部にある下都賀郡野木町。「栃木県の南の玄関口」と呼ばれているように、南側に隣接しているのはもう茨城県です。面積は30.25平方キロメートルと、栃木県内でもかなり面積の小さい方に分類されています。それでいて総面積の約60%は田畑や池沼、山林であるなど、非常に自然が豊かな町であることが特徴的です。

 

小さな町ではありますが、市内には東北新幹線とJR東北本線が通っており、東北本線については市内中心部に野木駅を有しています。主要道路は南北に走る国道4号線。交通の便は良好といえるでしょう。

 

2016年(平成28年)4月1日時点での人口は約2万5千人。微増・微減を繰り返してはいるものの、平成初期からおおむねこの人口を保っています。

 

2014年(平成26年)の統計によると、冬季の平均最低気温は3.2℃、夏季の平均最高気温は26.4℃。平坦な地形と温暖な気候で、地理的条件・気象条件からみても暮らしやすい町であることがわかります。
 


野木町はスカイスポーツ、中でも熱気球が有名です。2014年(平成26年)の熱気球世界選手権において、日本人初優勝を果たした熱気球パイロットが野木町出身・在住であり、これを町おこしの一環としてPRしています。
 


市内には熱気球体験フライトができる施設があり、小さなこどもから大人まで貴重な体験をすることができるので人気を呼んでいます。


【まちの歴史】「野木町」の名のに刻まれた深い歴史。国重要文化財の近代化遺産も残る
 

「野木町」が誕生したのは、1963年(昭和38年)1月のことです。野木の名の由来は、平安時代に作られた辞書「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」に記載されたこの地の名前「寒川郡奴宜郷(ぬぎごう)」の「奴宜」が訛って「野木」になったという説が有力なようです。


野木町としての歴史は昭和に入ってからですが、人々がここで生活を送った歴史は旧石器時代にまで遡ります。野木町で出土した旧石器時代のものとみられる土器が出土していることから、太古の昔からこの地で人々が生活していた事実が読み取れます。現在は海が隣接していない栃木県ですが、縄文時代頃には東京湾がこの野木町まで広がっていたようで、当時の貝塚なども発見されています。


【移住ポイント】「定住促進補助金」で住宅取得の手助けをする事業

野木町では、野木町への移住・定住を促進するための事業として、新たに野木町内に住宅購入を考えている人向けに「定住促進補助金」の交付を行っています。


これは、転居または転入によって野木市内に住宅を取得し、かつ5年以上野木町に定住することを成約した50歳以下のファミリー世帯(単身世帯は対象外)向けに補助金を支給するものです。取得する住宅が新築の場合は15万円、中古住宅の場合でも10万円の支給があります。住宅取得に関する支援は多くの自治体で行っていますが、金銭面での支給はこれから住宅取得という大きなイベントを控えているファミリーにとって非常にありがたいもの。野木町への移住検討に対する大きなプラス要件になるのではないでしょうか。
 


日本の近代化遺産として野木町にあるもの、それはホフマン式円形輪窯(わがま)です。これは国の重要文化財にも指定されている赤煉瓦(れんが)焼成用の窯で、日本の発展に大きく貢献するものでした。1951年(昭和26年)には国内に50基ほど残されていたものが、現在ではこの野木町のホフマン式円形輪窯を含めて4基のみとなってしまいました。さらに、屋根や煙突が完全に残っているものはこの野木町のものだけであるため、将来にわたり保存していくべき貴重な遺産として現在も大切に保存されています。


【ファミリー移住】子育てファミリーに対する手厚い支援が魅力!お財布に優しい子育てを実現

 

野木町では、子育てに対する支援も手厚く行っています。

野木町に1年以上住民票のあるファミリーが出産をした場合、第1子・第2子はそれぞれ2万円を、第3子以降は1人あたり10万円を出産祝金として支給しています。

 

出産祝金も多くの自治体で行っていますが、第1子から支給されるのは珍しいほうであるといえます。

また、野木町在住の満1歳以上6歳未満のこどもを2人以上養育している家庭に対し、3人乗り自転車の貸出制度を設けています。電動アシスト自転車は月額800円、ギア月自転車は月額500円で借りることができます。

 

さらに、野木町在住のファミリー世帯において、6歳未満のこどもをもつ家庭が安全基準に合格しているチャイルドシートを購入する際の費用を補助する制度もあります。具体的には、購入費用の3分の1、1台につき最大1万円まで補助してもらえます。
 


このように、野木町では安心して子育てができる環境が整えられているのです。

 

【シングル移住】広い部屋もリーズナブルに賃貸可能!マイカー所有でさらに便利に暮らす

 

野木町の家賃相場は~3DKで~5.68万円と、かなり広い部屋でもリーズナブルに借りることができます。コンパクトにシンプルに暮らして家賃を抑えるも良し、のびのびゆったりの部屋を借りて優雅な気分を味わうのも良し。家賃をさほど気にすることなく賃貸物件を借りることができることが野木町の魅力のひとつです。

 

ただ、便利に暮らすためにはマイカーが必要です。家賃相場が安いので、マイカーを持つとしても維持費の心配は必要ないでしょう。駐車場も賃貸物件に完備されているか、もしくは近隣に用意されていることがほとんどですので、まず問題にはなりません。

 

駅周辺を中心として非常に大きなまちですが、やはり都心部よりも家賃が安価に設定されていますから、利便性も高く安価で立地もよい物件を探しやすいでしょう。

 

野木駅周辺が市街地として栄えていますので、日常生活を送る分には問題ありません。一般的なものはこのエリアで揃いますが、もう少し足を伸ばして買い物を…という場合もあるでしょうから、そういったときにマイカーが役に立ちます。
 


観光は、前述のホフマン式円形輪窯のほか、「たべあるき・うまいもんマップ」を市が用意しています。休日にはこういった地元の町を歩いて過ごすのもよさそうです。

【おしごと】多種な職種・業種は大きなまちならでは。起業支援も充実

 

野木町での仕事探しについて、業種・職種ともに一般的なものは求人がなされています。傾向としては、工場勤務の軽作業や検品・梱包・ピッキングなどが多く見受けられます。また、町外…主に古河市などへ働きに出るケースも散見されます。

 

野木町商工会では、商工会創業支援窓口を用意しています。創業資金の相談や創業手続きなどの、創業に関する全般的な相談を受け付けていますので野木町での創業を考えているなら、ぜひ野木町商工会へ問い合わせてみてください。