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2017.08.06

柏市・交通アクセス良好!自然の中で便利に暮らせる贅沢なまち

画像引用元:トリップアドバイザー│ここはオランダ?/あけぼの山公園チューリップ満開



【まちの概要】交通の便に文句なし!人が集まる魅力のあるまち。地元愛あふれる公園も

 

千葉県北西部に位置する柏市。隣県は茨城県ですが埼玉県や東京都へもアクセスしやすいところが魅力です。鉄道はつくばエクスプレス・JR常磐線・東武野田線が、国道は市内中心部でクロスするように6号線と16号線が走っています。市内北部を高速道路・常磐自動車道が通っており、柏インターチェンジも有しています。このことから、鉄道だけでなく自動車を使ってのアクセスも利便性が高いことがわかります。

 

2016年(平成28年)4月1日時点での人口は約41万5千人。地方の人口減少が多くの自治体を悩ませている中、柏市は1955年(昭和30年)よりほぼ毎年のように人口の増加を続けています。柏市に人が集まる魅力が大いに存在する結果ではないでしょうか。

 

年間平均気温は15℃~16℃。2014年(平成26年)の統計によれば、この年最も寒かったのが1月の-3.9℃、逆に最も暑かったのが8月の36.9℃。比較的温暖な気候を示していることが見て取れます。

 

その昔、東京周辺でさかんに生産されていた「関東牛刀(ぎゅうとう…洋包丁)」ですが、今は柏市にある製作所にて作られています。伝統的な手法で今も製作が続けられている関東牛刀は、千葉県指定伝統的工芸品として認定を受けています。

 

市立あけぼの山農業公園は、会議室や研修室に加えて、売店・キッズルーム・食堂・バーベキュー施設・日本庭園と茶室などの施設利用もできます。味噌や豆腐などの加工食品や郷土料理の製作実習ができる加工実習館は、グループ・家族で食育を体験できる施設です。さらに、スポーツのできる芝生広場からヨーロッパを髣髴とさせるような四季折々の花と風車が楽しめる花畑もあります。柏市の名所として、地元に密着した楽しみ方ができると人気を呼んでいます。
 

【まちの歴史】合併を繰り返して生まれたまち。地元愛あふれる柏市誕生の逸話

 

柏市が生まれるきっかけになったのは1954年(昭和29年)4月のことです。この地域にあった田中村・柏町・小金町・土村の4町村を合併するべく進めていきましたが、世論の目は厳しいものでした。しかし、同年7月に合併の議決を行い、9月に「東葛(とうかつ)市」として新たなスタートを切ることになりました。4町村の合併によりどれかの町村の名前を受け継ぐことで市民感情を揺さぶってしまうことが懸念されたため、市名についてはこの4町村の名前を引き継ぎませんでした。そして、この地区は東葛飾(ひがしかつしか)郡の中心に位置していたことから「東葛」の名をつけることにしたのです。

 

しかし同年10月、もともと東葛市の合併に反対していた旧小金町の一部が東葛市を離れ、隣の松戸市へ編入します。さらに、隣接していた富勢村が翌11月に分村、隣接する東葛市と我孫子町に合併しました。

 

元来の合併に反対していた旧小金町の一部が東葛市に離れたこと、さらなる合併で市の地盤が固まったこと、この間に常磐線柏駅の設置とともにまちが開発されたこと…。これらの出来事を鑑み、市民の要望に応えて、旧富勢村の一部合併から約半月後に「柏市」へ変更になりました。

 

柏市が生まれるまでには数多くの合併と話し合いの場が持たれてきました。それだけ、この柏の地域が地元の人々に愛されている地であることがわかります。

 

 

【移住ポイント】地球にも家庭の財布にも優しい!エコハウス推進のための補助金が充実

 

柏市では、住宅の省エネ・創エネ・見える化・蓄エネ設備を導入の支援し、エコハウス化するための費用を「柏市エコハウス促進総合補助金」として補助しています。対象となる設備は、(1)窓の断熱改修(2)太陽光発電設備(3)太陽熱利用システム(4)家庭用燃料電池システム(エネファーム)(5)エネルギー管理システムAタイプ・Bタイプ(HEMS)(5)定置用リチウムイオン蓄電システム(6)電気自動車充給電設備 の6種類。柏市に住所を置き、戸建持家があれば対象になります。


太陽光発電設備の補助金を行っている自治体は散見されますが、ここまで幅広いエコハウス化の補助を行っているのは珍しいといえます。柏市が地球に優しく、さらには各家庭の財布にも優しい生活を提供する姿勢がよくわかります。



【ファミリー移住】国の施策とは別に用意された私立幼稚園児用の補助金がうれしい
 

こどもを私立幼稚園に通わせるというのは、意外とお金がかかるもの。そこで、国が「私立幼稚園就園奨励費補助金」という制度を用意しています。これは、きょうだいの数や所得に応じて私立幼稚園の保育料が補助されるというシステム。先の通り国が用意している制度なので、おおむねどの自治体でもこどもが私立幼稚園に通っていれば対象になります。柏市ではこれとは別に「就園費補助金」の制度を用意しています。

 

これは、6月1日および10月1日、ともに柏市に住民登録がある私立幼稚園児がいる家庭に支給されるもの。支給額は2万円(途中入退園・転出入により日付がどちらか一方だけ該当する場合は半額)です。

 

うれしいのは、この就園費補助金には所得制限が設けられていないことです。対象となれば誰でも支給されますから、なにかとお金がかかる幼稚園児を持つ家庭には助かる助成金です。
 

【シングル移住】大きなまちに安く住む!あえてマイカーを持たない生活でも便利に暮らせる

 

柏市の家賃相場は、ワンルーム~1DKで4.68万円~5.86万円です。なお、2K~2DKの場合は5.25万円~5.83万円。1LDKは8.15万円、2LDKは9.04万円と、リビングダイニングキッチンを希望する場合は少し値が張ります。が、ダイニングキッチンであれば広い部屋もかなり安価に借りることができます。1DKと2DKの家賃相場がほとんど変わらないことから、あえて広い部屋を借りる…という選択肢も選べますし、もちろん家賃を安く抑えるというライフスタイルも可能。家賃で生活費が圧迫される…といった心配はないでしょう。

 

市内には、自然豊かな公園が多くあります。また、柏駅を中心としたまちの広がり方はとても大きいので、日常生活を送ることに不便することはありません。マイカーがあると便利ですが、鉄道のアクセスも非常に良好ですから、休日はあえて電車で外出…といった過ごし方も楽しめそうです。

  

【おしごと】都心部と違和感なく働ける職種・業種が豊富。手厚い創業支援も魅力

 

まち自体が大きく、人が集まるエリアですので求人も豊富にあります。職種・業種は都心部と大差はありません。地元に特化した職種・業種はあまり見受けられませんが、逆に都心部での勤務とのギャップを感じることなく就業できるのではないでしょうか。

 

柏市は創業支援事業として、柏商工会議所などと合同で創業希望者の支援を手厚く行っています。一般的な相談業務のほか、インキュベーションマネージャーによる個別相談や創業フェア、かしわ創業塾などがあげられます。なかでも、かしわ創業塾の受講を修了すると、株式会社設立時の登録免許税が割り引かれるなどのサービスが魅力です。柏市で創業を考えている場合は、市役所経済産業部商工振興課へ相談されてみてください。