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2017.08.06

高崎市・大都会から豊かな自然まで併せ持つ、アクセス便利なまち

画像引用元:高崎観音│kotodama




【まちの概要】県内有数の大きな街 交通の便も文句ナシ

 

北関東西部に位置する群馬県。その中でも、群を抜いて目立つのはまさにこの高崎市ではないでしょうか。群馬県の中心から西部、また飛び地部分については埼玉県の上里町に隣接している高崎市は、その広さも県内上位を誇ります。ひらがなの「つ」のような形状は、たいへん大きな市街地と自然豊かな地域を併せ持つ貴重な市でもあります。

 

市内を走る主な国道は国道18号線・354号線・254号線・406号線。また、東京と東北方面をつなぐ関越自動車道も市内東部を走っており、市内には高崎ジャンクションおよび高崎インターチェンジも存在します。さらに、文字通り北関東をつなぐ主要道路として重宝されている北関東自動車道は、高崎ジャンクションを始点として1993年(平成5年)に最も早く開通しました。

 

群馬県トップクラスの大きなまちの中心となる高崎駅は、上越新幹線・北陸新幹線のほか、JR上越線、JR信越本線、JR高崎線、さらには上毛電鉄と鉄道のアクセスも非常に便利です。

 

2016年(平成28年)3月31日時点での人口は約37万5千人。人口から見ても非常に規模の大きなまちであることがわかります。

 

近年の合併により広さが旧高崎市の倍以上になったため、気候にはややばらつきが見られます。ただ、全体的に共通しているのが夏と冬・日中と夜間の気温差が大きい内陸性気候であること、また北関東特有の冬季の冷たい北西風「からっ風(かぜ)」が見られることです。

 

高崎は「だるまの生産量日本一」として全国に知られています。そして、同様に広く愛されているのが「だるま弁当」。JR東日本主催の駅弁総選挙で2位を獲得するほどのだるま弁当は、高崎に来たらぜひ購入したい高崎ブランドの商品です。

 

「かかあ天下」で知られる群馬県。「女が強い」の代名詞として使われることが多いようですが、実際は器量がよく働き者であることを意味するようで、やはり女性の活躍が目立っています。


 

【まちの歴史】日本で唯一の市制100周年を迎えた高崎市。福だるまは古くから有名

 

現・高崎市は近年の合併によって生まれました。2006年(平成18年)1月に倉渕村・箕郷(みさと)町・群馬町・新町(しんまち)、同10月に榛名町、2009年(平成21年)6月に吉井町がそれぞれ合併して高崎市となりました。

 

2000年(平成12年)に高崎市は市制施行100年を迎えました。市制が開始された1900年(明治33年)時点で、実際にこの市制を施行したのが高崎市と福岡県小倉のみ。その小倉は後の合併により別の市名となったので、市名の変更がないまま100年を迎えたのは日本でも高崎市のみです。

 

高崎だるまの発祥の地として知られる「少林山達磨寺」は、詳細は今も分かっていないものの200年~300年ほど遡る歴史を持っているといわれています。毎年1月6日・7日に行われる「七草大祭だるま市」はたいへんな賑わいをみせる大きな祭りです。寺内は、全国トップの縁起物と言っても過言ではない非常に多くの福だるまと、それを求める観光客であふれます。

 

またの「観音山」の上にある「白衣大観音」も有名です。1936年(昭和11年)に実業家であった井上保三郎が建築、近年に建てられたものとなります。高さ45mと非常に大きな仏像となっており、遠方からでもその姿が確認可能です。観音様の内部に入ることができ、てっぺんまで登ると周囲の山々を一望できます。

【移住ポイント】「定住促進空き家活用家賃助成金」で安価に空き家を借りることが可能

 

高崎市では、「定住促進空き家活用家賃助成金」の助成を行っています。これは、倉渕エリア・榛名エリア・吉井エリアを対象に、空き家を居住目的で借りる場合に家賃の一部を助成するものです。

 

条件としては、おおむね1年以上無人もしくは使用されていない物件のうち、(1)戸建て住宅の空き家(2)戸建て貸家の空き家(3)店舗等併用住宅の空き家で、その店舗等が廃業している物件 のいずれかに該当しているケースです。

 

助成金額は、管理費・駐車場料金を除いた月額家賃の2分の1、月額最大2万円です。もともと家賃が安価に設定されている地域なので、一見少なそうに見える金額ですがかなりの助成といえるでしょう。

 

移住・定住をする上で当然必ず必要になる住宅ですから、こういった実生活に直結する助成を金銭で行っていることは、移住・定住を考えている人にとってはよいきっかけになるのではないでしょうか。
 

【ファミリー移住】車社会・群馬県ならではの妊婦さんへの配慮

 

高崎市では、隣接する県庁所在地・前橋市と共同で独自の「マタニティマーク」を採用しています。

これは、ピンクを基調としたウサギのママのお腹の中に子ウサギが宿っているイラストで、シンプルかつかわいらしいデザインになっています。

 

そして工夫されているのは、このマタニティマーク、キーホルダーだけではなくマグネットで車に貼り付けられる「車用ステッカー」も配布していること。母子手帳と同時に配布されます。

 

高崎市のみならず、群馬県は車社会。どこへ行っても大型の駐車場が無料もしくは非常に安価で提供されていることからわかるように、車での移動が基本となる生活です。ですから、このマタニティマークを車に貼付することで、駐車場の優先エリアへ駐車することができるしくみになっています。実際に県内でもこのシステムが定着しており、妊婦さんへの配慮が見て取れます。

【シングル移住】安価に大きなまちに住める!娯楽もショッピングから自然散策まで幅広い

 

高崎市の家賃相場は、ワンルーム~1LDKで4.06万円~5.83万円です。駅周辺を中心として非常に大きなまちですが、やはり都心部よりも家賃が安価に設定されていますから、利便性と安くて立地もよい物件を探しやすいでしょう。

 

日常生活においては、市内でなんでも揃います。病院や銀行、郵便局、スーパーやコンビニなどといった施設に苦労することはないでしょう。ただ、マイカーは基本的に所有するものと考えたほうがよいです。とはいえ、家賃が安価ですのでマイカーを所有してもさほど生活を圧迫するものではありません。

 

デパート、ショッピングモール、映画からゴルフ場、立ち寄り温泉、自然散策など、非常に幅広いジャンルで娯楽を楽しめるエリアであることも魅力のひとつです。

【おしごと】多種な職種・業種は大きなまちならでは。起業支援も充実

 

本当に大きなまちですから、仕事探しで困ることはありません。職種・業種ともにさまざまな仕事が募集されています。

 

前述の通り基本的には車社会ですが、企業は駅周辺に集まっていることが多いので、企業の立地によっては通勤だけなら鉄道のみで済むケースも散見されます。

 

高崎市産業創造館は、これから起業を考えている人、さらに起業後の経営に悩みを抱える人の味方として活動しています。事業立ち上げから問題解決、企業連携や商品化・市場化の支援、ビジネスプランの作成支援やわかりづらい公的資金等の紹介と斡旋など、まさに痒いところに手が届く支援を行っています。高崎市内で起業を検討している人にはうってつけの支援です。